’06年8月例会「日進高校間伐体験」

日 時: 平成18年8月12日(土) 
参加者: キコリン(ing改め)さん、ニワケンさん、樹とワンさん、まっちゃん、かっちゃん、かりまつさん、ゴンさん、Reikoさん、せんちゃん、DRZさん、ヤス

8月の定例会は、7月ののびっこ森林隊に引き続き、子供たちを森トピアに招いての間伐体験となりました。
子供たちと言っても、今回は、始めての高校生。日進高校の生徒15名です。

日進高校は今年2月、キコリンさんが、講師として講演に呼ばれ、体育館でチェーンソーをぶっぱなしてきた高校です。 それが縁で今回は生徒たちが森トピアにやってきたというわけです。

われらがきこり塾も始めての高校生の受け入れということで、最初は生徒の反応にちょっと戸惑いの空気も漂っていましたが、一緒に体を動かし、汗を流すうちに少しずつ馴染んできたようです。 境の尾根で健康な森、不健全な森の見本林を見た後、釣竿を使っての混み具合調査のデモンストレーション。直径巻尺の計り方や記録の仕方を練習です。

その後、各グループごとにアマチュアの森に移動。
あるグループは展望台で記念撮影。別のグループは途中の斜面で何やら探索中。さて、宝物は見つかったでしょうか?
■午前11時すぎ アマチュアの森に到着。
あらかじめ決めておいたそれぞれの場所に移動し、いよいろ間伐作業開始です。生徒たちだけでなく、先生たちも一つのグループを作り、みんなと同じ作業をしました
  先ほど練習した、釣竿を使っての混み具合調査で、人工林の状態を調べて、健全な森にするために必要な間伐本数を割り出しました。
そして、その結果に基づいて、いよいよ間伐です。


■午後1時
少し遅い昼食です。
汗をかいて働いた後のご飯は格別です。味噌汁とスイカの特別サービスもありました。
「森の中って気持ちいいね〜」「癒されるよね」なんて話が聞こえてくると、何だかこちらまでうれしくなってきます。


昼食後の午後のメニューは、きこり塾恒例「放牧」の予定でしたが、ほとんどのグループが再び間伐作業に入ったようでした。学校での花壇作りの材料としてもいくつか材を調達する目的もあったようです。
生徒たちと楽しく活動した時間はあっという間に過ぎ、全員が広場に揃ったのは予定の時間を少しオーバーしてからでした。

きこり塾にとって、高校生を対象とした始めての間伐体験。のびっこの時とは一味違った新鮮な気持ちの中、また一つ新しい「森の応援団」づくりのメニューとなりそうです。

(記録者:ヤス)
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