’06年7月例会「のびっこ森林隊」

日 時: 平成18年7月8日(土) 
参加者: ingさん、ニワケンさん、樹とワンさん、まっちゃん、かっちゃん、かりまつさん、ゴンさん、Reikoさん、せんちゃん(♀)、ヤス&ソウタ

足助きこり塾の7月定例会は、安城からのびっこ森林隊を迎えての間伐体験です。

梅雨の真っ只中の時期でもあり天候をとても心配していたのですが、蓋をあければ驚くほどのすっきりと晴れ渡った空となりました。 毎年、この時期に開催するのびっこ森林隊ですが、今までに一度も雨になったことのない非常に恵まれたイベントなのです。

■午前10時  手作りの案内板がみんなをお出迎えです。
 今回は、バスが借りられなかったことから、子ども達は、自分の親や友達の親の車に便乗するなどして森トピアにやってきました。親子あわせて総勢50人を超える来客に、森トピアは、まるで森のテーマパークとでもいうような賑わいでした。

 はじめのあいさつでは、子ども達に人工林が手入れがされなくなり不健康になっている状況を話し、少しでも多くの人に森への関心を持ってもらいたいという想いを伝えました。 また、今の時期、この森トピアには、たくさんの「オカトラノオ」という花が咲いていることも紹介。
 その後、子ども達はグループに別れ、各リーダーの案内のもと、典型的な健康な森と不健康な森に分け入り、自分たちの肌でその違いを感じ取りました。
そこからは、間伐を行う通称アマチュアの森(アマ森)まで林道を歩いて移動です。少し時期が遅くなりましたが、それでもところどころにササユリの姿を見ることができました。

アマ森に到着。
さて、いよいよ間伐です。

リーダーの説明を受け、慣れない手つきで鋸を一生懸命動かし、丁寧に受け口、そして追い口を入れていきます。最後は、みんなで力を合わせて、よいしょ、よいしょとロープを引っ張り・・・ドドッー!木が倒れました。
「わぁー、明るい!」
さっきまで木々の枝が重なり薄暗かった林内に空からすーっと光が差し込み、一気に明るくなりました。子ども達は倒した木を思い思いに切り刻み、そしてきれいに皮をむき、大事そうに小脇に抱え持ち帰りました。森トピアでの素敵なお土産になりそうです。

■午後12時30分
 間伐で一汗かいた後は、待ちに待ったお昼ごはんです。
 各自が持ってきたお弁当に加えて、Reikoさん、せんちゃんが作ったおいしいお味噌汁がお出迎え。多めに作ったお汁もこのとおり!みんなが競い合うようにおかわりをして、あっという間になくなってしまいました。

■そして、午後からは、きこり塾恒例の放牧時間です。
 グループ毎に、子ども達のやりたいことをやりたいようにやってもらう、自由な遊び時間です。  間伐の続きをやるグループ、木のお土産づくりにいそしむグループ、第二湿地でハイジブランコやターザンロープで遊んだり、小川の魚や草花を観察するグループなど、思い思いの行動で目一杯楽しみました。

■午後3時
 グループ毎に小屋前に集合し、終わりの会です。  しかし、時間になっても2グループが帰ってきません。その中には、案の定、まっちゃんグループが含まれてました。
 みんなの感想発表が終わった頃、大ひんしゅくの中、やっと戻ってきました。保護者のみなさん、大変ご心配をおかけしました。

なにはともあれ、最後は、みんなで記念撮影。
大きな怪我もなく、子ども達と自然の中で目一杯楽しんだ
「2006 春ののびっこ森林隊」でした。


(記録者:ヤス)
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