◇◆'07年12月例会◆◇

日 時: 平成19年12月8日(土) 
参加者: キコリンさん、樹とワンさん、kentaroさん、Reikoさん、ヤス


12月の定例会は、北小田モデル林での矢森協事業への参加です。

この日は、北小田モデル林事業の完成式、そして、同時にWoodsmanWorkshopの水野雅夫さんを講師に迎えた間伐講習会も行われました。

午前9時、北小田モデル林に集合。

今まで間伐してきたモデル林の状況を確かめながら、講習ポイントまで移動。

講習では、参加者一人ひとりが実際に伐倒を行い、水野さんからマンツーマンで指導を受けることができました。

人に見られながら間伐するのはなかなか緊張するもので、普段どおりにできなかったのか、普段からちょっと怪しかったのか、水野さんからの厳しい指摘が・・・
こういう体験から、自分のくせを見つけ、それを意識しながら丁寧に作業することが、上達への近道になっていきます。

午前中は、結局二人しか見てもらうことができず、残りは午後からとなりました。


完成式は、お昼前に行われました。

モデル林の看板、横断幕の設置を行い、矢森協副代表の稲垣さんから挨拶とシゲさんからのモデル林事業の整備方針の説明。
そして、山を提供していただいた地元の山主さんからお言葉をいただきました。
最後に、看板の前で記念撮影をして終了です。

さて、今回、水野さんが新しいいくつかの道具を見せてくれました。
まずはワンタッチラダーの代わりに使う、「ワンステップ木登り」
小型ながらしっかりと体重を支え、伐倒木へのロープがけに有効な道具です。
しかし、市販されているものではなく、手作り道具とのことでした。

それからもう一つ。
登山用滑車の利用。これは感激ものでした!
山仕事用の道具は大きな力がかかるためとても頑丈です。しかし、重い! それに比べて登山用の道具は、命の守るための十分な強度を保ちつつ、携帯性も考慮されとても軽いんです。
この滑車をいろいろ工夫し、何倍にも力を倍増して木を引っ張る技術を見せてもらいました。
木にかかる力と、道具の強度の関係は十分注意しなきゃいけないですが、とても興味あるシステムでした。

(記録者:ヤス)





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