11月合宿

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今年、2回目の合宿です。オープニングは、スーさんから枝打ちについて、本来の意味、必要性などを教えてもらいました。地域により様々な枝打ちがあるが、並材中心の森ではほとんど枝打ちはしないとのこと。

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枝打ちの道具。左の鎌で落とせるような「よもぎ枝」の頃にやるのが理想的。6年生くらいから、太さ6cmぐらいの高さまで行う。

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午前中は、各ブロック毎に作業。ちょうさん、ヤスのBブロックは選木からスタート。残す木にテープを巻いていきました。

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昼食後、旭製材への移動の途中、海布丸太の現場に立ち寄りました。超密植で植えて、枝打ちを行い、7〜8年で出荷するとのこと。用途は数奇屋づくりの垂木に、マルのまま使用されたりする。

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午後は、旭製材さんに見学にいきました。切り出した材のどのように商品になっていくのか、どのくらい費用がかかるのかなどの話を伺いました。

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余談ですが、この作業所は、杉の集成材を使用し、長スパンの空間を作りだしていました。

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スッ、スゴイ、マツがありました。今ある材の中で一番のものだそうです。直径は、・・・・忘れた。m(__)m

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一度に4面を加工できる機械(モルダー)。これで主に板材を加工していました。金型を作ればどんな形にでも加工できる優れものです。

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持ちこんだ材を、実際にひいてもらいました。台にのせ、赤のレーザーを当てて切る位置を調整します。

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切る条件をコンピューターに設定し、台にのったまま奥に見えるノコの方に移動していきます。

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巨大なノコで木が切られていくだけでも、見入ってしまいました。木は切ったそばからそりが出てくるそうで、それを細かく調整しながらひいていくのです。

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おがこは、機械で吸い集められダクトをとおってこの場所に集められます。木屑やおがこは、全て再利用しており、焼却は一切していないとのことです。 p.s. このおがこ、棒でつついて落としている人がいるの、見えます?

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スーさんの直径34cm、長さ5.2mの材をひくと、これだけの量になりました。屋根の垂木、野地板になるようです。

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日が落ちるのは早いもので、あたりの暗くなりかけましたが、みんなで記念撮影です。パチリ

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旭製材さんのご近所に、以前からスーさんが気になっていた折置小屋組みの建物があり、突然ではありましたが、お邪魔して見せてもらいました。大勢で押しかけ、さぞびっくりされたことでしょう。ゴメンナサイ。。。

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宿泊は、いつもの「足助里山ユース」にお世話になりました。オガワさん、おいしい食事をありがとうございました。

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夕食後は談話室でミーティング。切り出された材の価格や入札方法についての説明や、アマチュアの森の各ブロックの施行方法についての議論白熱。多少の意見の食い違いもありましたが・・・、まぁ、それもいいでしょう(^^ゞ

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二日目は、朝から小雨模様。フィールドに行く前に、材木市場を見学することにしました。

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ここに出されている材を見ながら、スーさんから価格の目安を聞きました。あらためて、造材の大切さがわかりました。(曲がりは禁物!!)

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市場の脇には、二面加工できる機械が備えてあり、ここで時間単位での製材もできるそうです。

市場見学後、アマチュアの森に戻りました。 昼前には雨もあがったので、早速各ブロック、間伐の作業に取りかかりました。
前夜のミーティングで、基本的に3月までに材を搬出するところまでいくことを目標としましたので、これからは、それに向けての作業が始まります。