2008年4月足助きこり塾定例会

日 時: 平成20年4月5日(土)
参加者: スーさん、キコリンさん、まっちゃん、ゴンさん、TAMAさん、ニケさん、うめさん、ヤス


4月の定例会は、広葉樹の植林と、生闘学舎の柱の泥落とし作業です。

作業を始める前に、キコリンさんがおもむろに石窯に火を入れ始めました。
この窯で焼き芋に挑戦するようです。
さて、どうなることやら・・・

植林は、スーさんが育てたコナラなどの広葉樹の苗を、第一湿地とそこにつながる空き地に植えます。

鍬で穴を開け、苗を植え、新しい土で覆います。しかし、根などが絡み合い穴を開けるのも一苦労。
そこで、便利な機械の登場です。

エンジン付きの穴あけ機、「オーガ」です。
これを使えば、一気に深い穴が開けられ、作業スピードも一気にアップ。
しかし、気をつけないと地中の根にぶつかり、思いっきりキックバック!
手が勢いに負けて持っていかれてしまいそうになるのです。

何度か、こんな怖い目に会いながらも、次々と穴を開け、苗を入れ、新しい土をかぶせて、
植林作業が進んでいきました。

何年かしてこの苗たちが成長すると、ここの風景も随分と変わることでしょう。

さてさて、キコリンさんの焼き芋のほうはというと・・・
やっと窯が温まり、いよいよ芋を投入です。
でてきたのは、スーパーで買った「甘い金時」!? 
2本で400円の代物に、「ちょっと勿体ないんじゃないの?」との声もチラホラ。
「そんなのカンケーネー!」とは、言いませんでしたが、なんともキコリンさんらしい・・・

さて、肝心の芋もほうはというと、濡れた新聞紙に包んで、いざ窯の中へ。
あとは焼けるのを楽しみに待つばかりです。

昼食後は、生闘学舎の柱拭きを行いました。
壁塗りのとき、遠慮なく柱につけてしまった泥をこそげ落とし、雑巾できれいにふき取る、地道な作業です。
でも、柱の汚れがとれキレイになると、土壁と黒い柱のコントラストが一段と鮮やかになり、 建物自体が生き生きしてくるようです。
そして、建物の入り口には、ゴンさんがなんとも素敵な木の扉をつけてくれました。

午後3時

窯の中の焼き芋が気になり始めました。
恐る恐る中を確認してみると・・・

アレ?新聞紙が燃えていないぞ! えっ、まだ濡れてるぞ!・・・

そうです。石窯のおき火と余熱だけでお芋を焼くのは、少々無理があったようです。
再び窯の中で木を燃やし始め、今度は、直接その火の中へ・・・。

結局は、焚き火で焼くのが一番だったのでした。(^^ゞ

一日かけて焼きあがったキコリンさんの焼き芋は、みんなで美味しくいただきました。
ごちそうさまでした。

オマケ
@壁に書かれた大きな「ニワ」を見つけました!
Aヴァルドルフ子ども園OBによる家づくりも着々と進んでいます。

(記録者:ヤス)




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