◇◆'07年2月例会◆◇

日 時: 平成19年 2月11日(日),12日(月) 
参加者: キコリンさん、ニワケンさん、カリマツさん、かっちゃん、まっちゃん、TAMAさん、ミントさん、 (11日のみ)NORAさん、ちょうさん、(12日AMのみ)ヤス

2月11日(日)、12日(月)の二日間は、矢森協の合宿&総会でした。
足助きこり塾定例会は第二土曜ですが、さすがに三連チャンになってしまうと大変なので、 この合宿を2月定例会としました。

年に一度の矢森協合宿&総会。今年はトヨタ車体(株)からの寄附があった「山里協働間伐モデル林事業」の一環として 豊田市北小田地区をフィールドに開催です。
加盟グループ及び関連グループのメンバー約40名が参加。また、嬉しいことに地域の方々も10名近く参加され、一緒に間伐や刈り払いの講習を受けました。

講習会の講師陣は、WoodsmanWorkshopの水野さん、島崎山林塾からはお馴染みの藤原さん、そして平林さん、大野さん、 NPO法人杣の杜学舎の鈴木さん、飯伊森林組合の段木さんの計6人。 中部地区を代表する一流のイントラが集結です。
(ちなみに平林さん、大野さんは、ヤスのKOA森林塾同期生です!(^^)!久しぶりに懐かしい人に出会いました!)

きこり塾のメンバーは、経験者グループということで、水野さんと段木さんの班に配置。
一日目。昼食も終わり午後1時からの水野さんによる「刈払い機講習」が間もなく始まるという頃、

とんでもないハプニングが発生!

皆が食事をしている場所へ行こうと坂を駆け上ったキコリンさん。
その足を、突然、激痛が襲ったのです!

普通と違う激しいふくらはぎの痛みに、すぐさま病院に直行。
幸いアキレス腱ではなかったものの、全治3週間の肉離れと診断されました。
決して急な坂ではなかったのですが、”急”のつく動きは要注意です。

夕方からは、木材センターに集まり矢森協の総会です。
イントラから指導講評をしていただき、その後、今年度の矢森協の活動及び各グループの活動報告。
豊田市の「森づくり条例」や今後の方針などについて説明がありました。

宿泊は、毎度お世話になります「あすけ里山ユースホステル」さん。 美味しい夕食後は、遅くまで賑やかな声が聞こえていたようです。
二日目は、ちょうさん、のらさんは欠席。ヤスが午前中のみ参加です。

朝一番は、矢森協が開発した新型樹高測定器「尺蔵(しゃくぞう)くん」が登場!
これは、鈴鹿川森の健康診断で開発された測定器をヒントにさらに使いやすく改良したものです。 この製作費用3000円の尺蔵くんの測定精度をテストするため、なんと10万円の本格樹高測定器と対決!

一回目。どちらも慎重に梢を測定し、特に尺蔵くんは入念にチェック。 お互い計測値が出揃ったところで、木を伐倒し実測です。 結果は・・・・・・・・・

おしい!どちらもわずかにハズレ痛みわけ。

続く二回目。前回よりも慎重に、そして入念にそれぞれ測定。伐倒して実測値を待つことしばし・・・。

ヤッタ〜!!なんと、今度は尺蔵くんがピタリ賞! 
9万7千円の差をものともせず快勝!でした。スゴイ!


倒した木の枝葉は、これまた今回の新兵器、チッパーで粉砕。
これ、結構いいです。欲しくなってきそう(^^ゞ
(ちなみに値段は80万円位だそうです。お〜高!)

このデモの後、再び間伐講習へ。きこり塾メンバーは水野さんによる目立て講習。
シンプルかつ、的確なアドバイスで目立てのイロハに目から鱗でした。
  │1.上刃が直線
  │2.長さを揃える
  │3.先端の角度
  │4.フック、バックスロープの確認
思いっきりバックスロープになっていたヤスのチェーンソーは、見事な練習台(!?)となりました。

午後からは、再び森に入っての伐倒講習を行い、これで二日間の合宿日程、すべて終了です。

今回の合宿は、少し慣れが出てきている私たちに「安全な伐倒作業」を再確認させるものとなり、 基本に戻り自分の技術を振り返る良い機会となりました。

ニワケンさん、キコリンさん、カリマツさんは矢森協事務局で飛び回ってました。お疲れさまでした。
(キコリンさん、お大事に・・・) 。
(記録者:ヤス)





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